ピエロ

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いつか忘れてしまうだろう
街角に現れたピエロのことなど
ほんの一瞬立ち止まり
すぐに忘れてしまうだろう
素顔のままでは相手にされず
君はピエロになったのか
注目されてうれしかったかい?
人のざわめきが楽しかったか?
   夕闇に君が消えてから
   誰もピエロの話をしない
   明日の生活の心配しか
   誰もしちゃいないのさ
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踊らなければ見向きもされず
ピエロになるしかなかったのに
人は何故とは問うこともなく
日常に謎は埋もれてゆく
ピエロが踊る理由など
誰も知ったことじゃない
自分に火の粉が降らぬよう
遠巻きに指差しさわぐだけ
   夕闇に君が消えてから
   誰もピエロの話をしない
   明日の生活の心配しか
   誰もしちゃいないのさ

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浅茅が宿

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人のあしたの頼りなさに
涙で袖を濡らします
約束だけを頼りにして
幾年 数えたことでしょう
気づいて 思い出して
私が消える その前に・・・
今宵の月を遠い空で
あなたも見上げていますか
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浅茅が宿に降る雪は
淋しさだけをつのらせる
春の便りを待つように
あなたの便り 待ってます
忘れて 生きてゆく
あなたを恨む その前に・・・
凍りつく星 遠い空で
あなたもみつめていますか
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小指の赤い糸
断ち切ってしまう その前に・・・
雪解け水は涙の河
あなたのもとへ流れます
浅茅が宿に春が来て
鳥たちだけが鳴いてます

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ハイキング

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君の背中のリュックは誰も
代わってくれたりはしないけど
重いって つらいって気持ちがわかる
奴がいれば救われる
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人の心なんて わからないなんて
それは確かに正しいんだろ
でも 人にされたら「やだな」ってこと
誰もしなくなればいいね
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時代に乗るとか 追いかけるとか
そりゃ ちょっと憧れもするけれど
いいさ 僕は好きな道を
ゆっくりと歩いてゆく
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ベルトコンベアーに乗ってる人たち
なんで暗い顔しているんだろ
降りてしまうのってラクなのに
降りることが怖くなる
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不安だらけで真っ暗闇なんて
目を開けなきゃ朝はやってこない
大きな岩に思えたものが
石ころだったりするもんさ
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いじめるだとか 「ムカツク」だとか
そんなの しあわせから 遠すぎる
そうさ 僕は好きな道を
僕の足で歩いてく
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道草したり 口笛吹いたり
疲れたら木陰でひと休み
僕は気まぐれ 靴はくたびれ
でも おひさま 春まみれ

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眠れない

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そして今度もまたひとり
何も知らされぬまま
相談とは名ばかりの
結果報告を知らされる
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ただ馬鹿に聞えるよな
相槌を繰り返し
電話は一方的に切れる
私とあなたの関係は
そうね いつだってあなたから
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忘れかけてた不眠症と
悪夢の夜がまた始まる
過去の亡霊が枕もと
ほら 微笑んでいるよ・・・
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あなたとの距離をどうすれば
試行錯誤を繰り返し
近づいては離れたり
ぶつかっては笑いあう
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蜜月はいつだって続かない
油断して目を離せば
次に会うときは裏切り
「信頼」という言葉はそこにない
たぶんこれからもないだろう
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忘れかけてた殺意を
押し殺す夜がまた始まる
過去の亡霊が枕もと
ほら 微笑んでいるよ・・・

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